- DMMBitcoinは販売所形式に力を入れていて、仮想通貨初心者におすすめ
- レバレッジ取引できる銘柄は25種類で、国内の取引所で一番多い
- 取引手数料は基本無料だが、レバレッジ取引とBitMach注文は別で手数料がかかる
結論から言うとDMMBitcoinでの購入方法は販売所形式が使いやすく、初心者の方におすすめの取引所です。
しかし、購入方法の種類をよく理解しないと、思った以上に手数料が発生して損をする可能性があります。
この記事を読めば、DMMBitcoinで安心して仮想通貨が購入できます。
DMMBitcoinで仮想通貨を購入したい方は是非最後までご覧ください。
DMMBitcoinの取引方法
DMMBitcoinの取引方法について解説します。
DMMBitcoinの取引における基本情報を確認しましょう。
- DMMBitcoinの販売所とは
- 現物取引について
- レバレッジ取引
- BitMatch注文
- DMMBitcoinの取引手数料
- DMMBitcoinで取引可能な銘柄
上記の内容を取引きを始める前に覚えておきましょう。
ここでは、購入できる銘柄や取引の特徴が分かります。
あなたの希望に合った取引方法を選んでください。
DMMBitcoinの販売所とは?販売所と取引所の違いを解説
仮想通貨交換業者での売買は「販売所方式」と「取引所方式」の2つがあり、DMM Bitcoinでは販売所方式のサービスを提供しています。
「販売所方式」と「取引所方式」にはどのような違いがあるか見てみましょう。
販売所 | 取引所 | |
取引相手 | 仮想通貨販売所(例:DMMBitcoin) | ユーザー |
購入価格 | 販売所が出している金額で購入 | ユーザー間で成立した金額(板取引) |
メリット | ・注文が確実に通る ・操作が簡単 | ・手数料が安い ・注文方法が選べる |
デメリット | 手数料(スプレッド)が高い | 注文が成立するとは限らない |
販売所方式では、取引相手は仮想通貨交換業者となり、交換業者(DMMBitcoinなど)が提示した価格で売買が行われます。
対して、取引所方式の取引相手は他のユーザーです。
価格はユーザー同士が「板」に価格と数量を出し、売り買いが一致すると成立します。
板取引のイメージは下記のとおりです。
このように取引所は板を使ってユーザー同士が売買します。
そのため、 売買手数料が安いというメリットがあります。
一方、販売所は操作が簡単かつ取引がすぐに成立するのがメリットです。
とりあえず仮想通貨を購入したいのであれば販売所形式を使うとスムーズですよ。
現物取引|販売所のみで取引所はない
DMMBitcoinの現物取引は販売所形式のみで、取引所はありません。
現物取引は口座に入金したお金で暗号通貨を購入して保有できる取引です。
販売所形式の取引なので、初心者でも簡単に暗号通貨を取引できるのがDMMBitcoinの強みでしょう。
特に、DMMBitcoinは取引アプリが使いやすく「STモード」を利用すれば、シンプルな取引画面で現物取引ができます。
レバレッジ取引
DMMBitcoinではレバレッジ取引にも力を入れています。
国内の暗号資産の取引所の中では取引できる銘柄が一番多いです。
DMMBitcoinのレバレッジ取引の特徴は次のとおり。
- 預けた資産を証拠金にして、最大2倍の金額を取引できる
- 25種類の仮想通貨に対応
- 価格上昇時、下落時どちらで収益を出せる
レバレッジ取引は口座に預けている資金を担保に、最大2倍の金額を取引できます。
そのため、少ない金額で売買して効率よく利益を上げたい方に適した取引方法でしょう。
ただし、購入時の価格よりも仮想通貨の価格が下がれば、その際は損も2倍になるので要注意です。
レバレッジ取引を利用するときは十分にリスクを考えて活用してください。
BitMatch注文
DMMBitcoinには取引所方式がない代わりに「BitMach注文」という独自の注文方法があります。
簡単に言えば、販売所形式と取引所形式を合わせたような注文方法です。
そのため、取引に慣れてからの利用をおすすめします。
たとえば、BitMach注文は販売所形式だとスプレッドの広さが気になる人におすすめです。
スプレッドとは「通貨を買いたい人」と「通貨を売りたい人」との間で発生する価格差のこと。
売買手数料無料の販売所形式ではスプレッドが実質的な手数料になります。
BitMach注文を利用すると、スプレッドを軽減できます。
実際に、DMMBitcoinの「販売所形式」と「BitMach注文」の同時刻の発注画面を確認してみましょう。
下記画像の左側が「販売所」右が「BitMach注文」です。
赤枠で囲った部分を見比べると、「売り」と「買い」の価格に差があるのがわかります。
ストリーミング注文は3,730,919円と3,812,001円で81,082円の差。
一方、BitMach注文はどちらも3,771,720円で価格に差がないのでスプレッドが軽減されています。
このようにBitMach注文は、より手数料を意識してトレードしたい方に向いています。
DMMBitcoinの取引手数料
DMMBitcoinの取引手数料は基本的には無料です。
しかし、レバレッジ取引とBitMach注文はそれぞれ手数料がかかります。
手数料は取引するうえで重要なので、確認しましょう。
つづいてBitMach注文にかかる手数料は次のとおりです。
手数料は銘柄ごとに違い、現物取引・レバレッジ取引かでも異なります。
銘柄 | 現物取引手数料 | レバレッジ取引手数料 |
BTC | 31円 | 32円 |
ETH | 27円 | 68円 |
XRP | 8円 | 37円 |
DMMBitcoinは取引方法によって取引手数料に違いがあるので、トレードスタイルに合わせて取引方法を選択しましょう。
DMMBitcoinで取引可能な銘柄
DMMBitcoinで取引できる銘柄は非常に多いです。
現物取引は20種類、レバレッジ取引は25種類の銘柄を取引できます。
特にレバレッジ取引は日本の仮想通貨取引所の中でも一番の銘柄数です。
取引方法によって取り扱いのある銘柄が違うので下記の表で確認してください。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- トロン(TRX)
- ジパングコイン(ZPG)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ステラルーメン(XLM)
- イーサクラシック(ETC)
- オーエムジー(OMG)
- エンジンコイン(ENJ)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- モナコイン(MONA)
- チリーズ(CHZ)
- アバランチ(AVAX)
- チェーンリンク(LINK)
- メイカー(MKR)
- ポリゴン(MATIC)
- フレア(FLR)
- ニッポンアイドルトークン(NIDT)
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ポリゴン(MATIC)
- チェーンリンク(LINK)
- メイカー(MKR)
- アバランチ(AVAX)
- チリーズ(CHZ)
- トロン(TRX)
- ジパングコイン(ZPG)
- ライトコイン(LTC)
- ステラルーメン(XLM)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- モナコイン(MONA)
- カルダノ(ADA)
- ポルカドット(DOT)
- テゾス(XTZ)
- ネム(XEM)
- クアンタム(QTUM)
- シンボル(XYM)
- アイオーエスティー(IOST)
取り扱い銘柄数は定期的に増えているので、確認しましょう。
このように、DMMBitcoinは銘柄数が豊富なので、お好きな銘柄で取引ができます。
他の取引所にはなくても、DMMBitcoinでは取引できる銘柄もあるでしょう。
DMMBitcoin|仮想通貨購入前に用意するもの
DMMBitcoinの口座
まずはDMMBitcoinの口座を用意しましょう。
そもそも口座がないと取引ができません。
口座開設は下記の手順で簡単に開設できますよ。
DMM Bitcoinの口座開設手順は次のとおりです。
- メールアドレス登録
- 基本情報入力
- 本人確認:「スマホでスピード確認」を使えば当日中に本人確認書類を提出できます。
- 口座開設審査:審査には数日かかります。
手続き自体は数分で完了します。
この機会にDMMBitcoinの口座開設を済ませておきましょう。
仮想通貨取引用の資金を入金
DMMBitcoinで取引を始める前に資金を入金しておきましょう。
口座に資金がないと、取引ができないので最低限の入金は必要です。
たとえば、ビットコインは0.001BTCから取引ができます。
購入したい銘柄の最低金額を調べてから入金金額を決めると良いでしょう。
DMMBitcoin|現物取引での購入方法
DMMBitcoinの現物取引の注文方法を解説します。
現物取引とは自分が用意した金額の範囲で取引を行うことです。
注文方法を使いこなせば、取引がやりやすくなりますよ。
具体的には3種類の注文方法があります。
- 即時(ストリーミング)注文
- 指値、逆指値注文
- OCO注文
注文方法の特徴を把握してやりたい取引方法を選んでください。
即時(ストリーミング)注文のやり方を解説!価格を気しないときに使える
即時(ストリーミング)注文のやり方は売買したい数量を入力して注文を押すだけです。
即時注文は欲しい通貨を好きな量だけ提示価格で売買できます。
価格は気にせず、今すぐに売買したい人におすすめです。
具体的に即時注文のやり方を解説します。
- 売買したい通貨を選ぶ
- 「Bid/売」か「Ask/買」を選ぶ
- ストリーミングを選ぶ
- 注文数量を設定
- スリッページ(注文価格と成立価格の差のこと)を設定
- 注文をタップ
即時注文は上記の流れでおこないます。
即時注文とはいえ注文価格と成立価格の差が気になる場合は、スリッページを設定してください。
また、即時注文のため注文ボタンを押した後確認画面が表示されません。
そのため、発注を出す時には数量、金額に十分注意してください。
このように即時注文は簡単操作で注文できますが、情報の入力間違いには注意しましょう。
指値・逆指値注文のやり方!損切もできる
指値・逆指値注文も基本操作は即時注文とそれほど違いはありません。
安く通貨を購入したいときや、損切にも利用される注文方法なので使い方をマスターしましょう。
- 売買したい通貨を選ぶ
- 「Bid/売」か「Ask/買」を選ぶ
- 「指値、逆指値」を選ぶ
- 注文数量を設定
- 執行条件を選ぶ
- 注文レートを選ぶ
- 確認画面をタップ
たとえば、次のような時に指値と逆指値を使います。
- 提示価格より安い価格で購入したいときは「指値」。
- 持っている通貨が設定金額より下回ったら損切したいときは「逆指値」
指値、逆指値注文も設定自体は簡単です。
売り・買いどちらにも役立つ注文方法なのでぜひ使いこなしてください。
OCO注文のやり方を解説!2つの注文を同時に出せる
OCO注文では2つの注文を同時に出し、どちらかが成立したらもう一方の注文がキャンセルされます。
発注方法は前述した「指値、逆指値注文」を2回続けて行うような流れです。
DMMBitcoinではOCO注文もシンプルな操作で使いやすくなっていますよ。
- 売買したい通貨を選ぶ
- 「Bid/売」か「Ask/買」を選ぶ
- 「OCO」を選ぶ
- 注文数量を設定
- 注文レートを選ぶ
- 「OCO2入力」をタップ
- 2つ目の注文レートを入力
- 注文確認画面をタップ
まずは一つ目のOCO注文(OCO1)を入力します。
続いて2つ目のOCO注文(OCO2)を入力しましょう。
OCO注文は2つの注文を一度に出すので、設定手順が多く難しく感じます。
しかし、DMMBitcoinのツールは分かりやすいので安心してください。
発注案内が出るので、簡単に注文を出せますよ。
ぜひ、一度試してみてください。
DMMBitcoin|レバレッジ取引での購入方法
DMMBitcoinのレバレッジ取引の注文方法を解説します。
DMMBitcoinのレバレッジ取引は現物取引の2倍の金額です。
くわえて、コインも25種類と多いため注文方法を覚えれば取引の幅が広がりますよ。
レバレッジ取引の注文方法は次の5種類です。
- IFD注文
- IFO注文
- ストリーミング注文
- 指値、逆指値注文
- OCO注文
現物にはなかった「IFD注文」と「IFO注文」について解説します。
レバレッジ取引は少ない資金で大きな取引ができる有効な手段です。
しかし、リスクも大きいため、十分に注意して取引しましょう。
IFD注文のやり方を解説!「新規注文」と「決済注文」を同時にできる
IFD注文は「新規注文」と「決済注文」を同時に設定できます。
一度発注手続きをすれば自動で取引してくれるので非常に便利な注文方法です。
- 取引したい通貨を選択(現物かレバレッジかも選べる)
- 「Bid/売」か「Ask/買」を選ぶ
- IFDを選ぶ
- 注文数量を入力する
- 執行条件を選ぶ
- 注文レートを入力する
- 決済入力をタップ
- 執行条件を選ぶ
- 注文レートを入力する
- 確認画面をタップ
まずは新規注文を入力します。
①をタップすると下記の通貨の選択画面に移ります。
通貨の選択と同時にレバレッジ・現物を選択できますよ。
新規注文の入力を終えたら、決済注文を入力しましょう。
レバレッジ取引は現物取引と比較するとリスクの高い取引です。
IFD注文を覚えてリスクを最小限に抑えましょう。
IFO注文のやり方を解説!「指値注文」と「利益確定・損切り」の設定を同時にできる
IFO注文は「IFD注文」と「OCO」注文を合わせたような注文方法です。
入力する項目は多いですが、慣れると一番使いやすい注文方法でしょう。
設定した価格まで売買されず、売買された後も利益確定か損切かを自動でおこなう注文だからです。
IFO注文のやり方は下記の流れで行います。
- 取引したい通貨を選択(現物かレバレッジかも選べる)
- 「Bid/売」か「Ask/買」を選ぶ
- IFOを選ぶ
- 注文数量を入力する
- 執行条件を選ぶ
- 注文レートを入力する
- 決済入力をタップ
- 指値レートを入力
- 逆指値レートを入力
- 確認画面をタップ
まずは新規注文を入力します。
続いて決済条件を入力しましょう。
このように、IFO注文では細かく注文を設定できます。
設定に慣れたら画面から離れていてもリスクを最小限にして取引ができますよ。
DMMBitcoin|Bitmachでの購入方法
DMMBitcoin独自の注文方法である「BitMach注文」の購入方法を解説します。
BitMach注文は「現物取引」「レバレッジ取引」どちらでも利用可能です。
注文の方法も他の操作とほとんど変わりません。
大きな違いは発注から30秒間はユーザー同士の注文をマッチングするシステムです。
具体的にBitMach注文の流れを見ていきましょう。
- 注文方法と取引を希望する銘柄を選択する
- 左下の「BitMach」を有効にする
- 有効にすると「Bit」と「Ask」の表示が消えMid価格が表表示される
- 売買と注文数量を選択
- 注文を選択する
注文をタップして、30秒以内に対等する注文があった場合は取引が成立します。
ただし、30秒を超えた場合は通常のスプレッドで成行にて注文が成立するので注意しましょう。
DMMBitcoin|購入方法でよくある質問
ここではDMMBitcoinの購入方法でよくある質問を紹介します。
取引を開始する前に、予想できる疑問点は解決しておきましょう。
- スマートホンからも取引ができる?
-
取引可能です。DMMBitcoinのスマートホンアプリは感覚的に使いやすい作りになっています。
初めて使う方でもスムーズに取引できますよ。
- いくら入金したら取引ができる?
-
取引する際に必要になる最低金額は設定されていません。
購入を希望している銘柄の最低購入金額を入金すれば取引ができます。
- 取引できる時間帯はいつ?
-
DMMBitcoinは24時間365日取引ができます。
しかし、メンテナンス時間は取引できないので要注意です。
DMMBitcoinには週次メンテナンス「毎週水曜日午後0:00~午後2:00までの2時間」と臨時メンテナンスがあります。
メンテナンス日程の変更や臨時メンテナンスの実施はDMMBitcoinのwebサイトで確認しましょう。
- 土日・祝日も取引可能か?
-
土日・祝日でも取引可能です。ただし臨時メンテナンスがある場合は取引ができません。
- STモードとEXモードの違いは?
-
STモードは現物取引のみ行えます。シンプルな操作性なので、初めて取引する方にもおすすめです。
たいして、EXモードはPC版の取引システムと同等の機能がスマホで利用できます。
DMMBitcoin|購入方法まとめ
この記事ではDMMBitcoinの購入方法についてまとめました。
まとめた内容は次のとおりです。
- DMMBitcoinは販売所形式のみなので、初心者でも購入が簡単
- レバレッジ取引の銘柄数は国内の取引所で一番多い
- BitMach注文でスプレッド対策が可能
- スマホでも本格的な取引ができる
DMMBitcoinは販売所形式に力を入れています。
アプリも使いやすく、初めてDMMBitcoinのアプリを使う方でも簡単に操作できますよ。
仮想通貨の銘柄によっては数百円という少額から取引が可能なので、初めて仮想通貨を購入する方におすすめの取引所です。
ぜひこの機会に口座開設を検討してください。