PayPay銀行は、2021年4月5日にジャパンネット銀行が名称変更して誕生したインターネット銀行です。
ジャパンネット銀行は2000年に開業した日本初のインターネット銀行で、店舗を持たないインターネットのみの銀行業務のノウハウ・実績が豊富。
PayPay銀行は、ジャパンネット銀行の豊富なノウハウをすべて引き継いだインターネット銀行です。
PayPay銀行のカードローンは、申込み条件や金利といったサービス内容が消費者金融のカードローンに近くなっています。
PayPay銀行のカードローンは、消費者金融を利用することに抵抗があるものの、銀行系カードローンの審査が不安な方に適しています。
このページでは、PayPay銀行のカードローンの特徴や審査、申し込み方法について詳しく解説します。
PayPay銀行カードローンのメリット
PayPay銀行カードローンのメリットとして、以下の7つが挙げられます。
- 申し込みは70歳まで可能
- 専業主婦でも借り入れができる
- 毎月の返済は1,000円からと少額
- 毎月の返済日を自分で決められる
- ローンカードが郵送されない
これら5つのメリットについて、詳しく解説していきます。
1.70歳まで申込可能
PayPay銀行カードローンの1つ目のメリットは、70歳という高齢の方でも申し込めることです。
PayPay銀行カードローンの申込年齢は満20歳以上満70歳未満。
2022年4月から成人の年齢が18歳に引き下げられましたが、それでもPayPay銀行カードローンに申し込めるのは20歳以上の方です。
多くの銀行系カードローンが申し込みできるのは満65歳までなので、PayPay銀行カードローンは高齢者に配慮していると言えます。
なお、PayPay銀行カードローンは、高齢の方で年金のみの収入で生活しておられる方でも審査に通過できる可能性があります。
その理由は、公式サイトでPayPay銀行カードローンができる条件の1つのとして、以下のように説明されているからです。
お仕事をされていて、安定した収入のある方(注2)
(注2)配偶者に安定した収入があればお申し込みいただけます。年金による一定の収入がある方も同様です。
以上のように、年金による一定の収入を「安定した収入」と呼ぶのかどうかを明言していません。
このことから、PayPay銀行カードローンは年金のみの収入でも借り入れができる可能性が高いと推測できます。
2.専業主婦でも借り入れできる
PayPay銀行カードローンの2つ目のメリットは、専業主婦でも借り入れができることです。

多くの銀行カードローンは、専業主婦の方はご本人に収入がないという理由で利用できません。
しかし、PayPay銀行カードローンは配偶者の方に安定した収入があれば借り入れができます。
上記で説明したように配偶者の収入をカードローンの審査で考慮してくれるしくみは、貸金業法という法律で決められています。
貸金業法は、カードローンやキャッシングで借り入れができるのは1人あたり年収の3分の1までと決めています。(これを「総量規制」といいます。)
しかし、専業主婦の方は配偶者の方の収入で生活していることから、特別にご夫婦2人合わせた年収の3分の1まで借り入れができることになっています。
なお、総量規制については以下のページで詳しく説明されています。
法律で決まっているにも関わらず、多くの銀行カードローンは無収入の専業主婦の方が利用できないことを思うと、PayPay銀行カードローンは間口が広いと言えます。
3.毎月の返済は1,000円から

PayPay銀行カードローンの3つ目のメリットは、毎月の返済が1,000円と少額だということです。
PayPay銀行の借り入れ金の返済は多くの銀行カードローンと同じ「残高スライド元利定額返済方式」という方式で、借入残高に応じて返済金額が自動的に決まります。
ただ、PayPay銀行がほかの銀行カードローンと異なるのは、返済金額を以下の3つのコースから選べることです。
- ゆとりコース
- 標準コース(A)
- 標準コース(B)
この3つのコースのうち、返済金額がもっとも低いゆとりコースを選べると、毎月1,000円という少額の返済で済みます。
また、毎月の返済金額を増やして金利の負担を抑えるなど、それぞれの状況に合わせて返済金額を選べるのも特徴です。
PayPay銀行カードローンの借入残高に応じた返済金額を、以下の表にまとめました。
借入残高 | ゆとりコース | 標準コース(A) | 標準コース(B) |
---|---|---|---|
3万円以下 | 1,000円 | 3,000円 | 1万円 |
3万円超〜10万円 | 2,000円 | 3,000円 | 1万円 |
10万円超〜20万円 | 3,500円 | 6,000円 | 1万円 |
20万円超~30万円 | 5,000円 | 6,000円 | 1万円 |
30万円超〜40万円 | 6,500円 | 1万円 | 1万円 |
40万円超〜50万円 | 8,000円 | 1万円 | 1万円 |
50万円超~60万円 | 9,500円 | 1万5,000円 | 2万円 |
60万円超~70万円 | 1万1,000円 | 1万5,000円 | 2万円 |
70万円超~80万円 | 1万2,500円 | 1万5,000円 | 2万円 |
80万円超~90万円 | 1万4,000円 | 2万円 | 2万円 |
90万円超~100万円 | 1万5,500円 | 2万円 | 2万円 |
PayPay銀行カードローンは、最高1,000万円までの融資が受けられるのも特徴です。
借入残高が100万円以上の返済金額は、以下のページで確認できます。
4.返済日を指定できる
PayPay銀行カードローンの4つ目のメリットは、返済日を自由に指定できることです。
具体的には、毎月の返済日を1日〜28日・末日の中から選んで指定できます。
会社員の方なら給料日、個人事業主の方なら取引先からの入金日の翌日などに合わせて指定すれば、残高不足で返済できない可能性が低くなります。
5.ローンカードが郵送されない
PayPay銀行カードローンの5つ目のメリットは、ローンカードが郵送されないことです。
ローンカードとは、銀行や消費者金融会社のカードローンをATMで利用するためのカードのこと。
多くの銀行や消費者金融は、審査に通過するとローンカードが自宅に郵送されます。
PayPay銀行カードローンはキャッシュカードで利用するため、ローンカードが存在しません。
これにより、郵便物からカードローンに申し込んだことがご家族にバレる心配がないわけです。
カードローンの申し込みと同時にPayPay銀行の口座開設を申し込めばキャッシュカードのみ自宅に郵送されますが、銀行のキャッシュカードからカードローンに申し込んだことがバレることはまずありません。
カードローンのサービス内容や機能とは直接関係ありませんが、ご家族にバレずにカードローンを利用したい方は多いものです。
こういった細かい点でも、PayPay銀行カードローンは申し込むハードルが低いと言えます。
PayPay銀行カードローンのデメリット
PayPay銀行カードローンのデメリットとして、以下の2つが挙げられます。
- 最短融資は申し込みから数日後
- 金利は18.0%と、銀行系カードローンとしては高め
これら2つのデメリットについて、ここから説明します。
1.即日融資できない!最短でも数日後の融資
PayPay銀行カードローンの1つ目のデメリットは、最短でも数日後に融資されることです。
PayPay銀行の公式サイトでは以下のように強調されているため、即日融資が受けられると勘違いされる方が多くいらっしゃいます。
仮審査結果は最短60分でご連絡!
この最短60分というのは、あくまで仮審査だけの話。
仮審査後に行われる本審査の結果が出るまで数日かかるため、実際に借り入れができるのは申し込みから数日後です。
PayPay銀行はインターネット銀行なので、カードローンの申し込みから借り入れがWEBで完結します。
そのため審査時間短いイメージを持ちますが、ほかの銀行のカードローンとくらべて申し込みから融資までの期間が短いわけではないことに注意しましょう。
利用に抵抗がある方のために、最短翌日に借り入れができる銀行カードローンを以下の記事で紹介しています。
2.金利がほかの銀行よりも高い
PayPay銀行カードローンの2つ目のデメリットは、金利が18.0%とほかの銀行よりも高いことです。
多くの銀行系カードローンの金利は最高で約15%で、PayPay銀行の金利は消費者金融会社と同じ水準。
そのため、消費者金融会社とくらべて金利が低いという理由で銀行系カードローンの利用を考えているなら、PayPay銀行カードローンは適していません。
なお、PayPay銀行の金利は多くの銀行系カードローンと同じように、借入限度額が高くなるにつれて以下の表のとおり金利が下がります。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
100万円未満 | 18.0% |
100万円以上150万円未満 | 15.0% |
150万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上250万円未満 | 10.0% |
250万円以上300万円未満 | 8.0% |
300万円以上400万円未満 | 6.5% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.5% |
600万円以上700万円未満 | 5.0% |
700万円以上800万円未満 | 4.0% |
800万円以上900万円未満 | 3.5% |
900万円以上1,000万円未満 | 3.0% |
1,000万円 | 1.59% |
PayPay銀行の最低金利1.59%は、ほかの銀行系カードローンとくらべてもかなりの低水準なので、公式サイトでも大々的に押し出しています。

ただ、金利1.59%が適用されるためには1,000万円の借入限度額(=少なくとも年収3,000万円)が必要なので、恩恵を受けられる方はかなり少ない割合です。
PayPay銀行カードローンは、銀行系カードローンとしては申込み条件が緩く返済も自由度が高い代わり、金利が高く申し込みから融資の時間もかかってしまうのがデメリットです。
PayPay銀行は審査が甘い
あくまで推測ですが、PayPay銀行カードローンはほかの銀行系カードローンとくらべて審査が甘いと考えることができます。
そのように推測できる理由は、以下の3つです。
- 金利の上限が18.0%とほかの銀行とくらべて高い
- 申し込める年齢の上限が70歳未満と、多くの銀行の65歳よりも高い
- 専業主婦でも申し込める
一般的に、金利が高ければ高いほど審査は緩いと言われます。
また、PayPay銀行カードローンは高齢の方や専業主婦の方などほかの銀行だと申し込みができない層にも間口を広げていることから、銀行系カードローンとしては審査が甘いと推測できます。
PayPay銀行の審査に受かる3つのポイント
PayPay銀行が審査が甘いと推測できるとは言え、誰でも審査に通過できるという意味ではありません。
PayPay銀行の審査に通過するため、以下3つのポイントを意識して申し込むようにしましょう。
- 申込情報は正確に入力する
- 他社クレジットカードやローンの延滞をなくしておく
- 借入希望額は年収の3分の1を目安に入力する
これら3つを意識してPayPay銀行カードローンに申し込むことにより、審査に通過できる可能性を引き上げることができます。
1.申込情報は正確に入力する
PayPay銀行の審査に受かる1つ目のポイントは、申込情報を正確に入力することです。
PayPay銀行だけでなく、銀行のカードローンや消費者金融会社に申し込むときは、住所や氏名、生年月日、勤務先などの項目を入力する必要があります。
こういった個人情報は、間違えずに正確に入力するようにしましょう。
カードローンの申込時に入力する情報は、すべて審査の基礎となる重要なものです。
そのため、本来なら審査に通過できたはずなのに入力間違いがあったがために審査落ちしてしまう可能性もあります。
また、審査に通りやすくするために勤務先や他社からの借入金額にウソの情報を入力することはやめましょう。
審査で入力した情報の多くは、PayPay銀行が行う審査の中で事実かどうかを確認できるからです。
審査では、入力した個人情報だけでなく実は「人間性」も審査されています。
こういった理由から、PayPay銀行カードローンに申し込むときは、正しい情報を間違えないように入力しましょう。
2.クレジットカードやローンの延滞をなくす
PayPay銀行の審査に受かる2つ目のポイントは、他社クレジットカードやローンの延滞をなくしておくことです。
PayPay銀行をはじめとするカードローンの審査で、銀行は申込者のすべてのクレジットカードやローンなどの借入状況と返済状況を調査します。
そのため、PayPay銀行以外の銀行カードローンや消費者金融会社、クレジットカードなどに延滞があれば不利になります。
もしも現在延滞しているクレジットカードの利用代金やローンの支払いがあれば、PayPay銀行カードローンに申し込む前に支払いを済ませておくことをおすすめします。
過去のクレジットカード利用代金やローンの支払いを延滞であってもカードローンの審査は不利になってしまいます。
ただ過去の延滞履歴はどうすることもできないので、今後はカードローンなどの審査を有利にするためにも、延滞がないようにしましょう。
なお、延滞の履歴は3年経過すれば審査で調査できません。
3.借入希望額は年収の3分の1を目安に申し込む
PayPay銀行の審査に受かる3つ目のポイントは、借入希望額は年収の3分の1までに留めることです。
PayPay銀行カードローンは最高の借入限度額が1,000万円と高額なので、借入希望額をできるだけ大きくしたいと考える方も多くいらっしゃいます。
しかし、申込時の借入希望額が高額になればなるほど審査の難易度は上がります。
そのため、借入希望額はできることなら最小限に済ませることをおすすめします。
もしも「できるだけ多くの借入希望額が欲しい!」と考えているなら、総量規制の範囲内である年収の3分の1を目安に申し込みましょう。
PayPay銀行カードローンに通過に通過した後からでも限度額の増額を申し込めます。
PayPay銀行カードローンの申し込みの流れ
ここから、PayPay銀行カードローンに実際に申し込む際の流れを説明したいと思います。
Webで申し込み
PayPay銀行は店舗を持たないインターネット銀行なので、カードローンの申し込みもWEBで行います。
パソコンやスマホから最低限の必要事項を入力するだけなので、3分もあれば申し込みは完了します。
最短60分で仮審査完了
WEB申し込みから最短60分で仮審査が完了し、結果がメールで届きます。
あくまで「最短」60分なので、それ以上時間がかかる場合もあります。
また、仮審査に通過したからと言って、本審査の通過が約束されるわけではありません。
勤務先や携帯電話に在籍確認
カードローンに申し込むと、PayPay銀行から在籍確認の電話があります。
在籍確認とは、申し込みの際に入力した勤務先が本当かどうかを確認することです。
この在籍確認で会社にカードローンを利用しようとしていることがバレないか?心配される方が多くいらっしゃいます。
ただ、その点は心配無用です。
PayPay銀行公式サイトで以下のように、カードローンを申し込んだことがバレないように上手く電話をしてくれることが説明されています。
ご本人さま以外が電話に出た場合でも、カードローンに関するお電話であることは、わからないよう配慮いたします。また、お客さまのお申込情報をお伝えすることはございません。
なお、在籍確認の目的は「本当にその会社に勤務しているか?」です。
そのことが確認できれば、会社に不在でご本人がPayPay銀行かの電話に出られなかったとしても問題ありません。
本人確認書類のアップロード
仮審査を通過したら、本人確認書類をスマホからアップロードします。
本人確認書類として使えるものはたくさんありますが、スマホで写真撮影してアップロードができるのは、以下の3つになります。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
上記の3つのうち2つをアップロードして送信する必要があります。
最短で審査を通過して借り入れを行うには、本人確認書類をスマホで撮影して送信することをおすすめします。
運転免許証と健康保険証の2つが、多くの方にとって用意しやすい組み合わせですね。
ただ、運転免許証やマイナンバーカードを持っておらず上記のうち2つの書類を用意できない方は、別の書類を郵送する必要があります。
郵送できるおすすめ本人確認書類
PayPay銀行は、本人確認書類の郵送にも対応しています。
郵送の場合は以下のとおりスマホの写真撮影よりも書類の選択肢が増えるので、本人確認書類を用意できずに申し込めない場面はまずありません。
- 運転免許証のコピー
- マイナンバーカードのコピー
- 健康保険証のコピー
- パスポートのコピー
- 印鑑証明書のコピー
- 住民票の写しのコピー
- 住民基本台帳カードのコピー
- 年金手帳のコピー
- 福祉手帳のコピー
- 公共料金の領収証の原本またはコピー
上記の中から2つを郵送する必要があります。
多くの方にとって利用しやすいのは、健康保険証+公共料金の領収証の組み合わせです。
公共料金の領収証は、以下の条件を満たしている必要があります。
- 発行日または領収日より6ヶ月以内
- 名前、現住所、領収日の記載がある
- 基本的に本人名義だが、用意できない場合は同居している同姓の家族宛のものでもOK
公共料金とは、電気代や水道代、電話代、ガス代などのことです。
携帯電話・スマホ料金の領収証は対象とならないので注意しましょう。
また、公共料金の領収証は原本を郵送した場合でも返却されないので、もしも手元で保管ならコピーを送るようにしましょう。
公的な証明書なら1点でOK
PayPay銀行カードローンの申し込みは、ここまで説明したように基本的に2つの本人確認書類が必要です。
ただ、以下2つの書類ならどちら1点だけを郵送するだけで済みます。
- 印鑑証明書(原本)
- 住民票の写し(原本)
数百円(自治体により異なる)の発行手数料がかかる上に役所などに受け取りに行く必要がありますが、上記で説明した2点の書類を揃えられないなら、確実に用意できます。
本人確認書類については、以下のページで詳しく解説されています。
PayPay銀行公式ホームページ「口座開設申込時の本人確認資料について」
(場合によっては)収入証明書をアップロード
PayPay銀行カードローンは、希望する借入限度額が大きいなどの理由で収入証明書類が必要となる場合があります。
その場合、以下の書類を提出する必要があります。
給与所得者の方 | 個人事業主の方 |
---|---|
源泉徴収票 | 確定申告書 (税務署の受付印もしくは受信通知、電子申請等証明データシートがあるもの) |
給与明細※最新3ヶ月以内の1ヶ月分 | 納税証明書(その1、その2) |
住民税課税決定通知書 | 住民税納税通知書 |
住民税課税証明書 | 住民税課税証明書 |
審査完了
申し込みから数日後に、本審査の結果がメールで届きます。
連絡があるのは、原則として平日の営業時間内です。
本審査に通過したメールでは、借入限度額も合わせて知らせてくれます。
トークンアプリで初期設定
PayPay銀行の口座開設を同時に申し込んだ場合、口座の手続きが完了するとメールで連絡があります。
PayPay銀行カードローンを利用するために、まずはトークンアプリで初期設定を行う必要があります。
トークンアプリとは、PayPay銀行の振り込みやカードローンの借り入れなどの操作をWEBで行うためのアプリです。
トークンアプリで初期設定を行わないとPayPay銀行カードローンの借り入れ操作ができないので、必ず設定しましょう。
借り入れ
トークンアプリの初期設定が済めば、すぐにPayPay銀行カードローンが利用できます。
借り入れを行うとPayPay銀行の普通預金に入金されるしくみです。
現金が必要な場合は、自分名義のほかの口座に一旦振り込んでから出金しましょう。
PayPay銀行のキャッシュカードがあれば提携ATMから現金を引き出せるのですが、キャッシュカードが自宅に郵送されるには、申し込みから5〜7日ほどかかります。
そのため、カードローンの審査に通過した段階で、キャッシュカードが手元にない可能性があります
PayPay銀行カードローンの申し込みから実際の借り入れまで数日かかる点は、ほかの銀行系カードローンと同じです。
追加返済はいつでもできる
PayPay銀行カードローンは、前に説明したように自分で決めた毎月の返済日から借入残高・選択コースに応じて返済が行われます。
そしてそれとは別に、以下2つの方法でいつでも追加で返済可能です。
- PayPay銀行の普通預金口座から返済
- 提携ATMから直接する返済
なお、PayPay銀行の提携ATMは以下のとおり。
- セブン銀行ATM
- イオン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
PayPay銀行の提携ATMはほかの銀行とくらべてやや少ないものの、全国に展開しているコンビニATMを利用しているので、不便に感じることはありません。
PayPay銀行カードローンは増額申請ができる
もしもPayPay銀行カードローンに申し込んだときの限度額が少なくて不便や不満を感じる場合、後から増額を申請できます。
申込時と年収や職業が同じだったとしても、借り入れと返済を繰り返すことによって実績ができ、限度額が増額される可能性があります。
実績を作れば増額の可能性が上がる
PayPay銀行カードローンは、借り入れを行いきちんと毎月の返済日にきちんと返済していれば、増額を申請すれば応じてくれる可能性があります。
なお、こちらから申請しなくても限度額を増額してくれることも多々あります。
そのため、最初の借入限度額が少なく不満があったとしても実績を作って増額を申請しましょう。
金利手数料が節約できる
PayPay銀行カードローンの当初の借入限度額に不満がない方であっても、ぜひとも実績を作って増額を申請することをおすすめします。
PayPay銀行カードローンの金利手数料は、借入限度額が高ければ高いほど低くなるしくみだからです。
借入限度額を高くして金利手数料を節約すれば、家計への負担を抑えることができます。
PayPay銀行のお得なキャンペーン・特典
PayPay銀行カードローンは、以下2つのお得な特典が用意されています。
- 新規契約だけで1,500円プレゼント
- 初回借入日から30日間利息0円
この2つの特典について、詳しく説明します。
新規契約で1,500円プレゼント

PayPay銀行カードローンに申し込んで契約するだけで、1,500円がプレゼントされます。
借り入れを行わなくても1,500円がPayPay銀行の普通預金口座に入金されるのでお得です。
また、カードローンに契約した翌月末までの借入金額に応じて、最大10,000円がプレゼントされます。
借入金額に応じたプレゼントの金額を、以下の表にまとめました。
借り入れ金額の合計 | 金額 |
---|---|
10万円以上50万円未満 | 500円 |
50万円以上100万円未満 | 1,000円 |
100万円以上150万円未満 | 5,000円 |
150万円以上300万円未満 | 7,000円 |
300万円以上 | 10,000円 |
PayPay銀行カードローンに申し込んで利用するだけで、直接口座にお金が入金されるお得な特典が受けられます。
30日間無利息
PayPay銀行カードローンは、初めての借り入れから30日間は利息がかかりません。
多くの銀行系カードローンや消費者金融会社の無利息キャンペーンは「契約から○日」というものがほとんどてす。
つまり、契約してすぐに借り入れを行わないとも無利息の特典を活用できません。
その点PayPay銀行カードローンなら「初回借り入れから30日」なので、いつでも特典の恩恵が受けられます。
PayPay銀行カードローンの無利息0円の期間は、正確には30日ではありません。
正しくは、初回借り入れから初めての返済日までの利息が0円です。

初めての借り入れからキッチリ30日間の利息が0円になるわけではないことに注意しましょう。
ここで紹介した2つの特典はつねに行われていますが、予告なく終了する恐れがあります。ですから特典がある今のうちにPayPay銀行カードローンに申し込むことをおすすめします。
PayPay銀行カードローンがおすすめな方
ここまでの内容から、PayPay銀行カードローンがおすすめな方を以下のとおりまとめました。
- 専業主婦の方
- 60代の方
- 高めの限度額で低金利を狙いたい方
- 一時的な借り入れで済ませたい方
PayPay銀行カードローンは、専業主婦や70歳までの高齢の方であっても申し込みができるのがメリットです。
また、借入限度額の増額を目指して低金利で利用したい方にも適しています。
そして初回借り入れのみ最大30日間無利息という特典を活用し、「今月だけは給料日やボーナス日までの生活費がない…」といった一時的な借り入れだけをPayPay銀行カードローンで行い、その後は一切利用しないという活用方法もおすすめです。
PayPay銀行カードローンまとめ
このページの内容を、以下のとおりまとめました。
- 70歳まで申し込み可能
- 無収入の専業主婦の方でも利用できる
- 毎月の返済金額は最低1,000円と低額
- 毎月の返済日を自分で決められる
- 金利18%と、消費者金融会社と同じ水準
- 銀行系カードローンの中では審査が緩いと推測できる
- カードローンが利用できるのは申し込みから数日後
- 新規契約するだけで1,500円がプレゼントされる
- 初回借り入れは30日間利息0円
PayPay銀行カードローンのメリットは、銀行系カードローンの中では審査が柔軟なことです。
消費者金融会社のカードローンを利用することに抵抗があるものの、銀行系カードローンの審査に不安がある方におすすめできます。
特典も充実しているので、申し込んでおくだけでもお得なカードローンです。