GMOコインの手数料は高い?取引・入金・送金等にかかる手数料を他の取引所と比較

GMOコイン 手数料 
この記事で分かること
  • GMOコインの手数料一覧
  • GMOコインと他社の手数料の比較
  • GMOコインの手数料に関するよくある質問

GMOコインは、国内の仮想通貨取引所の中でも手数料が安いことで有名な取引所です。

とはいえ、他社と比較してみないと、どれほど手数料が安いのか分からないですよね。

この記事では、GMOコインの手数料を他社と比較した上で解説するので、取引所選びに迷ってる方は必見です。

目次

 【手数料一覧】 GMOコインの手数料は高い

手数料内容
入金手数料(日本円)即時入金:無料
振込入金:無料(振込にかかる銀行への手数料はユーザー負担)
入金手数料(仮想通貨)無料
出金手数料(日本円)出金:無料
大口出金:400円
出金手数料(仮想通貨)無料
取引手数料(販売所)無料
取引手数料(取引所)Maker:-0.01% Taker:0.05%
Maker:-0.03% Taker:0.09%
取引手数料(レバレッジ)無料
取引手数料(暗号資産FX)無料

結論から言うと、GMOコインの手数料は、国内の他の仮想通貨取引所と比べて安いです。

日本円や仮想通貨の入出金手数料が無料ですし、取引方法によっては「マイナス手数料」になることも。

マイナス手数料とは?
取引が成立した際に手数料を支払うのではなく、約定金額に応じた日本円が受け取れる仕組みのこと。

ここからは、GMOコインの手数料を内容ごとに詳しく解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

GMOコインの手数料|取引手数料(取引所・販売所)

 取引方法 取引手数料
販売所無料
取引所(現物取引)Maker:-0.01% Taker:0.05%
Maker:-0.03% Taker:0.09%

GMOコインは販売所の取引手数料は無料ですが、販売所を利用する場合は「スプレッド」という販売所の利用手数料がかかります。そのため、取引所を利用するのがおすすめです。

詳しくは良くある質問の「GMOコインのスプレッドは広い?狭い?」をご覧ください。

なお、マイナス手数料になるMaker注文を積極的に活用するとお得に取引ができます。

Makerとは?

取引板にない価格で注文する方法を指す。新たな価格の提示によって取引板の注文が増加するため、市場の流動性が高くなる。

Takerとは?

取引板に並んでいる既存の価格で注文する方法を指す。約定によって取引板の注文が減少するため、市場の流動性が低くなる。

GMOコインの手数料|入金手数料

 入金手数料
日本円即時入金:無料
振込入金:無料(振込にかかる銀行への手数料はユーザー負担)
仮想通貨無料

GMOコインの入金手数料は、基本的に無料です。

なお、振込入金の場合、振込にかかる銀行への手数料はユーザー負担のため、ご注意ください。

そのため、振込入金する際は、振込手数料が無料の銀行を利用するとよいでしょう。

また、即時入金については以下のとおり。

即時入金とは?
GMOコインが提携しているインターネットバンキングの口座から、ユーザーの口座へすぐに入金可能な方法のこと。

24時間いつでも入金可能なので、すぐに取引を行いたいけど、取引所に日本円が入っていない時に重宝します。

なお、即時入金に対応している銀行は以下のとおり。

 GMOあおぞらネット銀行 / 楽天銀行 /住信SBIネット銀行 / PayPay銀行 / ゆうちょ銀行 三菱UFJ銀行 / 三井住友銀行 /みずほ銀行 / りそな銀行 /埼玉りそな銀行
入金反映時間即時即時
受付時間24時間365日24時間365日
入金手数料無料無料
最低入金額1,000円/回1,000円/回
最高入金額1,000万円/回999,999円/回

GMOコインの手数料|出金(送金)手数料

出金手数料
日本円出金:無料
大口出金:400円
仮想通貨無料
※20,000,001万円以上100,000,000円以下の出金

GMOコインの出金手数料は、大口出金以外は無料

仮想通貨の出金手数料は、多くの取引所で500円〜1,000円ほどかかるため、無料なのはかなりお得だと言えます。

NFTを購入する方は、仮想通貨を専用のウォレットに送金する機会が多いと思いますので、毎回の手数料が無料なのは大きなメリットですよね。

GMOコインの手数料|レバレッジ取引

GMOコインでは、レバレッジ取引ができるサービスとして「取引所(レバレッジ取引)」と「暗号資産FX」の2種類を提供しています。

取引所(レバレッジ取引)とは?

現物取引における「取引所」のイメージ。「取引所(現物取引)」と同様に、ユーザー同士の買い注文または売り注文によって取引が成立するサービスのこと。

暗号資産FXとは?

現物取引における「販売所」のイメージ。「販売所」と同様に、GMOコインを相手に取引ができるサービスのことで、数量に関係なく提示されている価格で取引が成立する。

それぞれの手数料は以下のとおり。

取引手数料ロスカット手数料 レバレッジ手数料
取引所(レバレッジ)無料建玉ごとに0.5%建玉ごとに0.04% / 日
暗号資産FX無料無料建玉ごとに0.04% / 日

ロスカット手数料
ロスカット注文が発動された場合に発生する手数料のこと。

レバレッジ手数料
日本時間AM6:00をまたいで建玉を保有した場合、取引日の終値から計算した評価額に対し、建玉ごとに発生する手数料のこと。毎営業日(祝日を含む)日本時間AM6:00時点の建玉保有状況を基準に判定される。

GMOコインの手数料|積立手数料

GMOコインには「つみたて暗号資産」という、毎日または毎月決まった日に、決まった金額の仮想通貨を自動で購入できるサービスがあります。

毎月の最低積立額は500円と、初心者の方でも低リスクで仮想通貨の積立にチャレンジできますよ。

なお、積立手数料は無料」です。

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【手数料比較】GMOコインと他の仮想通貨取引所

国内の主要な仮想通貨取引所との手数料の比較は以下のとおり。

GMOコインは、総合的に見ても手数料が安いと言えます。

スクロールできます
GMOコインCoincheckbitFlyer bitbank DMM Bitcoin
取引手数料(販売所)無料無料無料無料無料
取引手数料(取引所)Maker:-0.01% Taker:0.05%
Maker:-0.03% Taker:0.09%
無料約定数量×0.01~0.15%Maker:-0.02% Taker:0.12%
取引手数料(レバレッジ取引)無料無料無料
レバレッジ手数料建玉金額×0.04%/日建玉金額×0.04%/日建玉金額×0.04%/日
入金手数料(日本円)無料方法によって異なる(0円~1,018円)方法によって異なる (0円~330円)無料無料
入金手数料(仮想通貨)無料無料無料無料無料
出金手数料(日本円)無料 (大口出金:400円)407円方法や金額によって異なる (220円~770円)金額によって異なる(550円~770円)無料
出金手数料(BTC)無料0.0005BTC0.0004BTC0.0006BTC無料
公式サイトGMOコイン
公式サイト
コインチェック
公式サイト

ビットフライヤー
公式サイト

butbank
公式サイト
DMMビットコイン
公式サイト

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GMOコインの手数料を抑える方法

GMOコインは、他の取引所と比べて各種手数料が安いですが、さらに手数料を抑える方法を3つ紹介します。

  • 取引所で仮想通貨を購入する
  • 即時入金を利用する
  • 入出金(送金)はまとめて行う

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

取引所で仮想通貨を購入する

GMOコインで仮想通貨の現物取引を行う際、以下2つの取引形式があるものの、「取引所」で購入した方が手数料を安く抑えられます。

販売所

GMOコインなどの業者とユーザーが取引する形式。証券会社から株を購入するイメージ。

取引所

買い手と売り手、ユーザー同士が直接取引する形式。メルカリで商品を購入するイメージ。

販売所では、業者とユーザーが取引を行うため、「スプレッド」という販売所の利用手数料が発生します。

スプレッドは、相場の状況によって変動するため一概には言えませんが、一般的に取引金額の「2%〜6%」かかります。

しかし、取引所でMaker注文を行えば、GMOコインの場合だとむしろ手数料がマイナスになりますよ。

取引手数料
販売所無料
取引所(現物取引)Maker:-0.01% Taker:0.05%
Maker:-0.03% Taker:0.09%

なお、Maker注文は、指値注文のうち「取引板にない価格で注文を出すこと」を言います。GMOコインで取引するにあたっては、可能な限りMaker注文をするようにしましょう。

即時入金を利用する

日本円入金の際に、即時入金を利用すると手数料が無料になります。

即時入金とは
GMOコインが提携しているインターネットバンキングの口座から、ユーザーの口座へすぐに入金ができるサービスのこと。24時間いつでも入金可能なので、すぐに取引したい時に重宝する。

なお、即時入金に対応している銀行は以下のとおり。

GMOあおぞらネット銀行 / 楽天銀行 /住信SBIネット銀行 / PayPay銀行 / ゆうちょ銀行三菱UFJ銀行 / 三井住友銀行 /みずほ銀行 / りそな銀行 /埼玉りそな銀行
入金反映時間即時即時
受付時間24時間365日24時間365日
入金手数料無料無料
最低入金額1,000円/回1,000円/回
最高入金額1,000万円/回999,999円/回

入出金(送金)はまとめて行う

GMOコインは、日本円と仮想通貨のどちらも、入出金手数料は基本的に無料です。

とはいえ、日本円入金の際によく利用される「銀行振込」の場合、銀行によっては振込手数料が取られてしまうため、まとめて行うのが良いでしょう。

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【Q&A】GMOコインの手数料に関するよくある質問と回答

GMOコインの手数料に関して、よくある質問をまとめました。

  • 全ての仮想通貨の送金手数料が無料?
  • GMOコインのマイナス手数料って何?
  • GMOコインのスプレッドは広い?狭い?
  • ロスカット手数料って何?
  • 講座開設に手数料は発生する?
全ての仮想通貨の送金手数料が無料?(リップルやビットコイン)【結論:全て無料】

GMOコインで取り扱っている仮想通貨の送金手数料は、全て無料です。

銘柄に関係なく、現在取り扱いのある23種類の仮想通貨、全ての送金手数料が無料ですよ。

そのため、海外取引所やメタマスクなどのウォレットへ送金する際に利用するのがおすすめ

GMOコインを利用して、毎回の送金手数料をゼロにしましょう。

GMOコインのマイナス手数料って何?【結論:Maker注文で日本円GET】

マイナス手数料」とは、取引が成立した際に手数料を支払うのではなく、約定金額に応じた日本円が受け取れる仕組みのこと

GMOコインでは、約定金額の0.01%〜0.03%に相当する日本円を受け取れます。

なお、取引所のMaker注文に対してのみマイナス手数料が導入されているため、可能な限りMaker注文で仮想通貨を購入するとよいでしょう。

Maker注文とは?
取引板にない価格で注文する方法を指す。新たな価格の提示によって取引板の注文が増加するため、市場の流動性が高くなる。

GMOコインのスプレッドは広い?狭い?【結論:一般的】

GMOコインのスプレッドは平均的だと言えます。

実際に、2023年1月5日のほぼ同時刻に以下の取引所のスプレッドを調べてみたところ、平均的だと分かりました。

取引所名スプレッド
GMOコイン4.8%
Coincheck5.9%
bitFlyer3%
bitbank4.9%
BitPoint5.7%

スプレッドは市場の状況や時間帯によっても変動するため、一概には言えませんが、概ね上記のような割合だと覚えておくとよいでしょう。

ロスカット手数料って何?

ロスカット手数料とは、ロスカットが発動した際に発生する手数料のことで、取引所(レバレッジ)のみにかかるものです。

ロスカット手数料
取引所(レバレッジ)建玉ごとに0.5%
暗号資産FX無料

ロスカットとは?
「取引所(レバレッジ取引)」「暗号資産FX」における機能のこと。仮想通貨市場の相場変動によって生じる損失を限定することを目的として、強制的に建玉を決済(反対売買)することを言う。

口座開設に手数料は発生する?

口座開設費用は無料ですし、手数料は一切かかりません

なお、他の取引所においても、口座開設に手数料はかかりませんよ。

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【まとめ】GMOコインの手数料は安い!|手数料の一覧・比較

この記事では、GMOコインの手数料を一覧で紹介するとともに、他の取引所との比較を行いました。

内容をまとめると以下のとおり。

  • GMOコインの手数料は総合的に見て安い
  • 特に、仮想通貨の送金手数料が無料なことや取引所のMaker注文がマイナス手数料なことは他の取引所と比べて優位性がある
  • 海外取引所やメタマスクなどのウォレットへ送金する際に利用するのがおすすめ

仮想通貨取引所の手数料を安く抑えられれば、それだけお得に取引ができます。

一回の手数料は小さいかもしれませんが、塵も積もれば山となるため、可能な限り手数料の安い取引所を普段使いするとよいでしょう。

GMOコインは他の取引所と比べて手数料が安いため、イチオシの取引所だと言えます。

手数料で損しないように、早めに口座開設しておくのがおすすめですよ。

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