- ZAIFトークンの特徴
- ZAIFトークンの購入方法
- ZAIFトークンの今までの動向
- ZAIFトークンの将来性や今後
結論から言うとZAIFトークンは国内取引所『Zaif(ザイフ)』の独自トークンで、購入も同取引所から簡単にできます。
ですがZAIFトークンのことを何も知らずに勢いで買ってしまうと、のちのち後悔することになるかも…。
この記事を読めばZAIFトークンのことがすべて分かる!
ぜひ最後まで読み、ZAIFトークンをよく理解した上で購入を決めましょう!
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そもそもZAIF(ザイフ)「トークン」とは?「仮想通貨」や「暗号資産」との違いを解説
「トークン」は仮想通貨業界の用語で『既存のブロックチェーン上で発行・取引される暗号資産(仮想通貨)』のことを指します。
通常、「暗号資産(仮想通貨)」はそれぞれ別々のブロックチェーン上で発行・取引が行われます。
たとえば下記の3銘柄は独自のブロックチェーンをもち、その上で取引がされています。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- BNB(バイナンスコイン)
対して「トークン」は、これらの持つブロックチェーンを間借りし取引を行います。
このシステムにより、トークンには通常の暗号資産(仮想通貨)にない以下3つのメリットがあります。
- 発行や管理を特定個人・法人が行える
- 誰でも発行できる
- 特定サービスの決済に設定できる
今回解説する『ZAIF』も、このトークンの一種です。
ZAIF(ザイフ)トークンの特徴
ここからはZAIFトークンの特徴を以下3つの項目に分けて解説します。
- 仮想通貨取引所『Zaif』でのみ取扱っている
- 「テックビューロ株式会社」が開発・発行したトークン
- 「ERC20」プロトコルで売買されている
少し専門的な内容ですが、分かりやすく解説していきます。
1.仮想通貨取引所『Zaif』でのみ取扱っている
2023年現在、ZAIFトークンを国内で取り扱っているのは仮想通貨取引所『Zaif』のみです。
よってZAIFトークンを購入するには、Zaifの口座開設をする必要があります。
2.「テックビューロ株式会社」が開発・発行したトークン
ZAIFトークンは、かつて仮想通貨取引所『Zaif』を運営していた「テックビューロ株式会社(以降テックビューロと表記)」が開発・発行したものです。
2023年現在テックビューロは暗号資産交換業を廃業し、Zaifは「株式会社カイカエクスチェンジ」が運営を行っています。
ただしZAIFトークンに関しては、今でもテックビューロが管理しています。
3.「ERC20」プロトコルで売買されている
2023年現在、ZAIFトークンはイーサリアムブロックチェーンと互換性がある「ERC20」プロトコル上で売買されています。
「ERC20」プロトコルには以下4つの特徴・メリットがあるので、さまざまなトークンで利用されています。
- 2023年現在、75万種類以上のトークンが発行されている
- 他プロトコルに比べて、開発がしやすい
- ERC20トークンは、すべて同じウォレットで管理できる
- ERC20トークン同士で、自由に等価交換ができる
このように開発者・利用者の双方にメリットがあるため、もっともメジャーなプロトコルとなっています。
ちなみに仮想通貨取引所ZaifにあるERC20トークンは、以下の6種類です。
- ZAIF(ザイフトークン)
- FSCC(フィスココイン)
- CICC(カイカコイン)
- NCXC(ネクスコイン)
- COT(コスプレトークン)
- CMS:ETH(コムサ:イーサリアム)
ZAIF(ザイフ)トークンと「COMSA」の関係性は?CMSトークンとの関係も解説!
ZAIFトークンについてネットで検索すると「COMSA」というプロジェクトの情報がヒットします。
結論を言うと現在、ZAIFトークンとCOMSAの間にはいっさい関係性はありません。
COMSAはかつてのZaif運営である、テックビューロが運営しているサービスです。
2017年にZAIFトークンがCOMSAと提携したキャンペーンをやっていたことがありますが、現在は終了しています。
その後はCOMSAで使われていた「CMSトークン」もZaifが吸収し、同取引所の独自トークンとなっています。
よって2023年現在、仮想通貨取引所ZaifとCOMSAは無関係なサービスです。
ZAIF(ザイフ)トークンのチャートの見方を解説
ZAIFトークンは仮想通貨取引所Zaifの独自トークンなので、チャートは同取引所の取引ページから確認しましょう。
基本的にチャートはどのトークンでも見方は同じで、以下のことを知っていれば簡単に分かります。
- 横軸は時間で、右に行くほど最新
- 縦軸は1ZAIFあたりの価格
- 軸が青いときは価格が上昇し、赤いときは下落している
どんな金融商品も同じですが、チャートが低いときに買って高いときに売ると利益が出ます。
しかし証券や仮想通貨は、あらゆる政策・情勢に影響され価格が変動するもの。
売買すること自体は単純ですが、タイミングを見極めるには知識や経験が必要です。
2022年のZAIF(ザイフ)トークンの動向は?時系列順に解説!
ここからは2022年のZAIFトークンの動向を、以下3つのポイントに分けて時系列順に解説していきます。
- 2022年1月:「ERC20」へプロトコルが移行
- 2022年11月:仮想通貨全体の落ち込みにより価格が急落
- 2022年12月:バーン&エアドロップを実施
ZAIFトークンの今後を見極めるのに必要な情報ばかりなので、しっかり確認してください!
2022年1月:「ERC20」へプロトコルが移行
2022年1月28日付で、ZAIFトークンは「Counterparty」から「ERC20」へとプロトコルを移行しました。
ZAIFトークンを管理しているテックビューロの出したプレスリリースによると、その理由は以下のようなものでした。
将来のZAIFトークンの用途多様化を目指し、Ethereum上とSymbol上で使えるようにすることを前提に、またZAIF:XYMへのバーン&エアドロップの前段階として、すでに実績のあるERC20規格への移行を実施します。
新生COMSAで利用可能なZAIF:XYM化につながる、ZAIFトークンのERC20規格への移行実施について – テックビューロ株式会社
テックビューロは、将来的には「Symbol」プロトコル上での運用を目指している様子。
その前段階として、まずは利便性の高いERC20への移行が実施されたようです。
2022年11月:仮想通貨全体の落ち込みにより価格が急落
ご存知の人も多いと思いますが、2022年11月から翌年1月上旬にかけて仮想通貨全体の価格が急落しています。
これは大手取引所『FTX』の破綻が発表され、市場全体が売りに走ったのが主な要因。
この11月の急落を機に、ZAIFトークンも大きくその価値を落としています。
基本的にトークンは、メジャーな仮想通貨(BTCやETH)のチャートに追従して価格が変動するもの。
2023年1月下旬からは徐々に全体の価格が上昇していて、それに従ってZAIFトークンの価値もじわじわと上がりつつあります。
2022年12月:バーン&エアドロップを実施
テックビューロは2022年12月23日付で、ZAIFトークンのバーン&エアドロップを実施しました。
- 「バーン(Burn=焼却)」とはトークンを誰も利用できないウォレットに転送することにより、市場に流通しているトークンの総量を減らすこと。
- 「エアドロップ(Airdrop)」とはトークンの無料配布イベントのこと。
テックビューロはバーンでZAIFトークンの総量を減らし、その見返りとしてホルダーに「ZAIF:XYM」を配布することでトークンの価値を引き上げようとしました。
しかし現段階であまり効果は出ず、価格はゆるやかな下落・上昇を続けています。
ZAIF(ザイフ)トークンの将来性は?今後爆上げする?
ここまで解説してきた2022年の動向を見しつつ、今後のZAIFトークンにおける将来性を3つのポイントに分けて解説していきます。
- 2023年1月現在、 仮想通貨市場が停滞気味
- 市場が回復すれば、追従して価格が急騰する可能性も
- 2022年末に実施されたZAIFトークンのバーンの影響がある
今後のZAIFトークンの価格変動の予想に、ぜひ活用してください!
2023年1月現在、 仮想通貨市場が停滞気味
上にも書いたとおり、11月にあった市場全体の価格急落からの停滞はまだ続いています。
ZAIFトークンのチャートを見ると年末年始を底に上昇してはいますが、急落前に戻るかどうかはまだわかりません。
市場はまだまだ弱気なムードで、余談を許さない状況となります。
市場が回復すれば、追従して価格が急騰する可能性も
前述のとおり市場は停滞ムードですが、それでもいくらか復活の兆しを見せています。
たとえばBTC(ビットコイン)のチャートを見ると、1月始めは220万円/BTCほどだったのが中旬には270万円くらいまで盛り返しています。
また海外の大手投資系サイト「capital.com」記事内では、BTC相場について専門家が以下のような予想を立てています。
- 2023年11月までに32,816.04ドルまで上昇
- 2027年までに83,455.28ドルまで上昇
2027年までに約3.6倍とかなり前向きな予想ですが、他専門家の間でも2023年後半にかけては少なからず上昇するという見通しが多い様子。
2023年前半は金融市場全体で見ても歴史的なインフレや各国の金融引き締めが継続することによって強い相場は期待できないとの見方が多くなっています。しかし、後半にかけては物価高や企業業績悪化のピークアウトが意識されて、次第に相場は回復に向かうとみられています。
ビットコイン相場はどうなる? 2023年、暗号資産市場の見通し – Yahoo!Japanニュース
これにZAIFトークンが追従すれば、価格が急騰する可能性が高いです。
2022年末に実施されたZAIFトークンのバーンの影響がある
2022年末にZAIFトークンのバーンが実施されましたが、少なからず今後はその影響が出てきます。
バーン直後は値動きに影響はなかったものの、そもそもバーンは中長期的な値上がりを狙って行うもの。
前述の市場回復とうまく作用すれば、ZAIFトークンもさらに値上がりする可能性があります。
ZAIF(ザイフ)トークンの購入手順は?買い方を解説!
ZAIFトークンを売買できるのは、国内の仮想通貨取引所Zaifのみです。
ザイフでスマホやPCブラウザから口座開設をする方法は以下の記事で解説しています。
仮想通貨取引が初めての人でも、こちらの記事を見ればわずか10分ほどで口座開設が完了します!
またザイフを利用する上で、絶対に利用したいキャンペーンなども併せて紹介しています。
ぜひ参考にして、口座開設をしてみてください。
【まとめ】ZAIF(ザイフ)トークンの今後の価格変動に注目しよう!
今回の記事では、以下の内容についてまとめました。
- 「暗号資産」「仮想通貨」と「トークン」のそれぞれの違い
- ZAIFトークンの特徴
- ZAIFトークンと「COMSA」やCMSトークンとの関係
- 2022年のZAIFトークンの動向
- 今後のZAIFトークンの将来性
ZAIFトークンは2022年末のバーンや今後のプロトコル移行予定もあり、将来性に注目したいトークンです。
今後の仮想通貨市場全体の動向によりますが、中長期的な値上がりも期待できるものになっています。
そしてZAIFトークンを売買できるのは、仮想通貨取引所Zaifのみ。
もし興味があれば、ぜひZaifからZAIFトークンの売買を始めてみましょう!
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